太古から今日まで数え切れない噴火をくりかえす伊豆大島の三原山。 島人が朝に夕べにあがめる御神火様のいただきに、 高く、又、広々と積みかさなる、黒、あるいは赤い溶岩。 その溶岩を細かくくだき、絵の具がわりに使って絵付けした作品です。
溶岩は高温で流れやすいので自然な感じの絵柄となっています。 釉薬は椿の灰の透明釉。 椿と溶岩の風合いを持つ独特の焼き物です。