焼き物に使う"火山灰"と"溶岩"

 伊豆大島には他にもいろいろな素材に恵まれておりまして。三原山を有する火山の島でもあるので"火山灰"や"溶岩"なんかもお化粧代わりに使ったりします。
 では"火山灰"と"溶岩"の違いはというと…
 火山灰は火口からドーンと吹いたときに空中に吐き出される灰。
溶岩は火口からドロドロと流れてくるアレです。

 

▼火山灰の用途

火山灰を練りこんだカップ
火山灰を練りこんだカップ

コチラは火山灰を練りこんだマグカップ。椿の灰の釉でつるっとした表面に火山灰がツブツブと練りこまれています。

▼溶岩の用途

火山灰を練りこんだカップ
溶岩で化粧をした湯飲み

溶岩をお化粧に使った湯飲み。黒い部分が溶岩で、溶けて複雑な色合いを出すのが面白い。

 

"火山灰"と"溶岩"では溶け方が違うようで。地質学者ではないのでどこがどう違うのかは説明できませんが、見れば一目瞭然です。